welcome to my homepage HANAyuuki
 
profile
profile
essay
mail
links
HANAゆうきfacebook
essay―HANAゆうきの足跡―
○Baan Kum(バーンクム)小学校の子供たち

Baan Kum小学校の子供たち 2000年の夏休みに娘の美帆子とその同級生の真糸子ちゃんが一緒にタイに同行して田舎の小学校にモモタマナの葉を採りに行ったことはすでにお話しました。


Baan Kum小学校の子供たち あの時は偶然にも染色の関係でノパラットさんの小学校に行くことになったのですが、それ以来、彼女たちはすっかりタイの子どもたちの虜になってしまったようです。





Baan Kum小学校の子供たち あれから1年半経った2002年の春、選んだ大学はそれぞれ違いますが、インドネシア語学科、アジア文化学科と進学しました。
とにかく二人はさっさと大学受験を済ませ、高校生活から開放される日を待ちわび再び大好きなウボンのラットさんとノパラットさんに会いに行くことになりました。

Baan Kum小学校の子供たち と言ってもわたしの仕事の都合で3月14日から10日間のタイの旅となりました。
今回は真糸子ちゃんのママ、あい子さんも一緒の4人で賑やかな旅となりました。

Baan Kum小学校の子供たち バンコクの空港にはワオさん(一年前までは立命館大学の院生で私のタイ語の先生でした)と彼のママが出迎えてくれて、私たち一行はパタヤ(正確にはチョンブリーらしいのですが)のゴルフ場の中に建つ豪華なカリフォルニア風ハウスに一泊お世話になりました。

Baan Kum小学校の子供たち まわりは日本企業、欧米有名企業の役員や社員の家族が住んでいてタイに居る実感がしませんが、これもタイ社会なんですね。

チョンブリ―の下町で、干物やドウリアンチップス、ウボンの子どもたちにココナッツ味のキャンディーを買い込み、6人でウボンへと向かいました。


Baan Kum小学校の子供たち 今回はラットさんの学校に行くことになりました。
ウボンの町から1時間ちょっとで奥さんのノパラットさんが勤務する小学校があり、そこから30分位、車で飛ばした所にラットさんの勤務するバーンクム小学校がありました。

Baan Kum小学校の子供たち ラットさんはそこの校長先生なのです。
冗談が好きでいつも楽しくてやさしいラットさんですが、学校の中に入るとさすがに校長先生の顔つきになります。

Baan Kum小学校の子供たち 学校に行く途中ウボンの町にある超ビッグなショッピングモールに立ち寄り、120人の子供たちへのプレゼントを調達することにしました。
キャンデー・クッキー・チップスなどに加えて鉛筆・ノート・定規・消しゴムなどはラットさんが慎重に、今、必要なものを選んで買いました。


Baan Kum小学校の子供たち 実は日本からカレーのルーを大量に持ってきていたのですが、それを使って日本風の味を子どもたちに味わってもらうことはできませんでした。
ラットさんたちからすればタイ料理にカレー味のものは珍しくもなく、日本のカレーの味や日本米を食べたこともないわけですから興味の持ち様がなかったのでしょう。

Baan Kum小学校の子供たち 日本に留学していたワオさんような人たちだからこそ日本のカレーが懐かしいとか美味しいとか、言えるのです。
校長先生のラットさんの判断だから仕方ありません。

Baan Kum小学校の子供たち よーく考えると炊飯器しか知らない私たちですから、ご飯炊きの火の準備などとてもお昼ご飯に間に合うかどうか不安です。
それに生徒達の食事を作る係りの人がいてその仕事を邪魔するというか盗ってはいけないような印象でした。

Baan Kum小学校の子供たち






Baan Kum小学校の子供たち 日本のカレーを味わってもらうことより、ラット校長は真糸子ちゃんや美帆子に子供たちとの交流を望んでいたようです。




Baan Kum小学校の子供たち 逆に先生たちの手づくりのお昼ご飯を校庭で頂きました。
校庭のまわりにある木のフルーツ、これは初めての体験でしたがシンプルで美味しい。
バンコクのワオママも初めての味らしく、かなりお気に入りで、しきりとお変わりをしています。

Baan Kum小学校の子供たち 蟻の卵をいっぱい入れて焼いた卵焼き。
これもプチプチ感が美味しくて半分ぐらい食べてから何か白いものが入っていることに気付いてしまいました。

Baan Kum小学校の子供たち そしてここはイサ―ンですからもちろん、カオニャオ(もち米)も用意されてお腹いっぱい頂きました。
子どもたちからはバナナの葉っぱで作った小さな籠の中に木のエキスから作ったという黒砂糖をカチカチにした飴のようなものをもらいました。

Baan Kum小学校の子供たち 前にラットさんから聞いていたのですが、お昼のお弁当を持って来られない子どもたちもいるそうでご飯だけは持ってきてもらっておかず、例えばソムタム(イサ―ンのパパイヤサラダ)をラットさんも作っていると笑っていたことがありました。

Baan Kum小学校の子供たち 私たちが持っていったお土産に素直に喜んでくれる子どもたちを見ていると、あまり深く考えるのはやめてウボンに来た時ぐらいは今の自分にできることで子どもたちが喜んでくれたら嬉しいと感じています。学校では新年の子どもの日というのがあって、その時にお菓子が貰えるらしいのですが、それ以来の事だったようです。

Baan Kum小学校の子供たち 美帆子と真糸子の二人は、年少の子どもたちを相手に黒板に絵を書いてそれをタイ語で答えたら「当たり!」のゲームで盛り上がっていました。






Baan Kum小学校の子供たち はじめは恥ずかしがって誰も手を上げないのですが、そのうち窓から大きな子ども達も身を乗り出して大騒ぎです。
子ども達からはタイ語の数字の歌を教えてもらっていました。

Baan Kum小学校の子供たち

【essay一覧に戻る】